牛タンとしみちゃんとカープと

教えることや学ぶことについての自分の考えを言葉にします

数学

21回表【読書2】『数学する本能』キース・デブリン著

この本は自分の中で大ヒットの本でした。この本は『算数・数学はアートだ』の本の中で紹介されていて、芋づる式に見つけた本。 ロブスターやアリ、赤ちゃんなどは数学を使っているということを、大量の調査によって裏付けられている本。ここまで調べていると…

20回表『算数ワークショップ』

算数ワークショップの実践にチャレンジして、もう4年目もたつ。吉田新さん、伊垣さんにチャンスをもらってから試行錯誤しっぱなし。 8月12日に実践の修正をした。 まだまだ改善点がいっぱいある自分の実践だけど、こうして定期的に実践を振り返り、修正して…

16回表『マルチ能力』と『数学をする』は相性がいい?

数学者の時間を実践していてちょっと気づいたこと。 ハワードガードナーさんという人が『マルチプルインテリジェンス』『マルチ能力』理論という考え方を生み出した。これは、人間には8つの能力があり、何かしらが得意だったりそうでなかったりする考え方。…

15回表『数学をするということ その2』

数学とは受験のための数学ではない。数学は世界を理解するための道具。数字や図形、記号なども、人が作ったもの。それらを作った人は自由に発想していた。 フィボナッチさんは変わり者と言われていたが、彼は自然界からパターンを見つけてフィボナッチ数列を…

14回表『数学をするということ』

数学するということは、決められた答えを出すのではなく、自分の考えていることを形にすること、数式に表すこと、証明すること、パターンを見出すということであること。(たぶん他にもあるが)答えのない問題を考え続けることを楽しめる人を育てられる。数…

13回表【読書1】『算数・数学はアートだ』ポール・ロックハート著

1冊目『算数・数学はアートだ』 ポール・ロックハート 著 この本、たまらなくおもしろい。 算数や数学の概念をひっくり返される本 解法や答えが決まっている問題を解くのではなく、自らの疑問を大事にして、予想や発見をして、間違えたりひらめいたりする中…