牛タンとしみちゃんとカープと

教えることや学ぶことについての自分の考えを言葉にします

2017-01-01から1年間の記事一覧

29回表【読書10〜13】『金先生シリーズ』

12月の2日に金大竜先生と大野先生のお話を聞きに行った。2人とも、実践して日々振り返り、悩みながら進んでいる姿がとっても印象的でした。 今回、金先生のお話がとっても印象に残りました。「目の前の子どもを見て、自分の感性を信じる」「したことを振り返…

28回表【読書8・9】『教育の力』『問い続ける教師』

2学期の途中からじっくり読んでいた本。自分が考えていたことが言語化されている感じがして、すごく読みやすかった。「そうそう、それを言いたかったの」という感じになる本だった。 【主体的になるということとは?】多賀さんのクラスでは、クラスのルール…

27回表【読書6・7】『マルチ能力が育む子どもの生きる力』『公教育をイチから考えよう』

12月23日に横浜で濱大輔先生(通称はまちゃん)の3ヶ月にわたるオランダのイエナプランの学びを聞きに言ってきました。 すごく刺激を受けました。 そこでちょっと改めて読み直した本。

26回表『振り返りについて』

久しぶりの投稿になります。 【振り返りについて】 教育実習生を担当して1週間が終わった時に、とても強い違和感を持った。その違和感は何かというと、教授法や指導方法を勉強しているという学生が1週間、自分の教室での様子をしっかりと観察しているから…

25回表【読書5】『ピジョンの誘惑』根上生也著

『計算しない数学』を書いている根上生也さんの本。この本は『計算しない数学』の本に深く関係している。『鳩の巣原理』という考え方を使って、『言葉で考えることに』焦点をあてた本。ちなみに、『鳩の巣原理』とは、「鳩が10羽いるのに、鳩の巣が9個しかな…

23回裏【読書4】『とんでもなく役に立つ数学』西成活裕著

本屋でパラパラめくって気になった本。数学の本だけど、よくありがちな難しい数式がたくさん載っているものではなく、数学とはなんぞやということが書いてある本。 数学ができるようになるには「論理」と「直観」が大事だと言っています。 「論理」について…

24回表『スタンフォードが最初に教える 本当の答えを見抜く力』キース・デブリン著

きました。 キース・でブリン!

23回表『とんでもなく役に立つ数学』西成活裕著

数学の本。要チェックや!

22回表【読書3】『計算しない数学』根上生也著

最近読んだ数学の本の中で、ベスト5に入る本。 数学を「自由に考える部分」と、「お作法の部分」に分けて考えようと言っている。これはキース・デブリンさんの言っている「自然の数学」と、「抽象的な数学」と重なる。 「お作法の部分」とは、学校の算数の…

21回表【読書2】『数学する本能』キース・デブリン著

この本は自分の中で大ヒットの本でした。この本は『算数・数学はアートだ』の本の中で紹介されていて、芋づる式に見つけた本。 ロブスターやアリ、赤ちゃんなどは数学を使っているということを、大量の調査によって裏付けられている本。ここまで調べていると…

20回表『算数ワークショップ』

算数ワークショップの実践にチャレンジして、もう4年目もたつ。吉田新さん、伊垣さんにチャンスをもらってから試行錯誤しっぱなし。 8月12日に実践の修正をした。 まだまだ改善点がいっぱいある自分の実践だけど、こうして定期的に実践を振り返り、修正して…

19回表『数学の本』

届いたー!

18回表『数学の本たち』

ぐふふふふ 数学の本がこんなにいっぱい

17回表『数学の本』

最近、数学にはまっている。

16回表『マルチ能力』と『数学をする』は相性がいい?

数学者の時間を実践していてちょっと気づいたこと。 ハワードガードナーさんという人が『マルチプルインテリジェンス』『マルチ能力』理論という考え方を生み出した。これは、人間には8つの能力があり、何かしらが得意だったりそうでなかったりする考え方。…

15回表『数学をするということ その2』

数学とは受験のための数学ではない。数学は世界を理解するための道具。数字や図形、記号なども、人が作ったもの。それらを作った人は自由に発想していた。 フィボナッチさんは変わり者と言われていたが、彼は自然界からパターンを見つけてフィボナッチ数列を…

14回表『数学をするということ』

数学するということは、決められた答えを出すのではなく、自分の考えていることを形にすること、数式に表すこと、証明すること、パターンを見出すということであること。(たぶん他にもあるが)答えのない問題を考え続けることを楽しめる人を育てられる。数…

13回表【読書1】『算数・数学はアートだ』ポール・ロックハート著

1冊目『算数・数学はアートだ』 ポール・ロックハート 著 この本、たまらなくおもしろい。 算数や数学の概念をひっくり返される本 解法や答えが決まっている問題を解くのではなく、自らの疑問を大事にして、予想や発見をして、間違えたりひらめいたりする中…

12回表『数学ゲームのよさってなんだろう?』

今、自分が思っている数学ゲームのよさは、やはり試行錯誤ができることかな。あとは、答えが何パターンもあること。自分なりの解き方というか、解決策というか、自分なりの戦略を考えることができるということかな。 写真は立体四目並べと、マンカラ。思考す…

11回表『読み聞かせ5発目』

いろんなことを書きたいけど、どうも考えてることを言葉にまとめるのが難しい。完璧を求めすぎてるからかな。 ちょっと気持ちを切り替えてとりあえず読み聞かせ。 4月に読んだ本ですが、この本とっても好き。 問題解決のサイクルを回すとはどういうことなの…

10回表『読み聞かせでミニレッスン』

読み聞かせは、ただ読むだけでなく、教えたいことを伝えられる絵本があるといいことに最近気づいてきた。つまり、読み聞かせでミニレッスンを行うということ。絵本を通して教えたいことを伝えるという感じ。 読み聞かせのパワーってすごい。

8回裏『司書さんに相談』

読み聞かせする本を図書室で探しているときに、ふと司書さんと話をしてみた。子どもの背中を押す本を探しているんですというと、放課後に教室の机の上に何冊か本を届けてくれた。その中に『てん』という絵本が入っていた。ムムム、司書さんさすがです

9回表『読み聞かせ4発目』

自分が好きな本の中の1冊でもあり、毎年読み聞かせをしている本。 『まわりがしているから』人と同じことをするんじゃなくて、まわりがどうであれ、自分が興味のあることを探求していく楽しさを教えてくれる本。チャレンジすることの大切さを教えてくれる本…

8回表『海外の絵本と日本の絵本』

ふと、こんな話を聞いた。 「海外の絵本は子どもの背中を押すものが多く、日本の絵本はそれとは逆の絵本が多い」 だそうだ。 本当にそうなのかな?気になる

7回表『最初の1週間』

新年度が始まって1週間が終わろうとしている。今年は始業式からまるまる5日間あったので、相当に神経を使った。クラスにはどんな子がいるのか?どんな様子で1日を過ごしているのか?休み時間はどうしているのか?どんな願いを持っているのか?友達との関…

6回表『教科のわくをはずす。教科を融合する』

教科のわくをはずす。 教科を融合すること。 ずっとしたいと思っていたけど、なにやらできそうな雰囲気がぷんぷんしてきた。 でも、うまく言葉にできない。 じっくりと言葉にしよう。 続く

5回表『読み聞かせ3発目』

さあ、3冊目にしていよいよ登場しました。そう、「うんこ」です。この絵本は、子どもたちとゲラゲラ笑いたいという時に読みます。 予定通りにみんなでゲラゲラ笑いました。 とにかく子どもはうんこが大好き。

4回表『読み聞かせ2発目』

今日は『てん』に引き続き、『だいじょうぶ だいじょうぶ』の読み聞かせをした。相変わらず4年生の彼らは反応がいい。この本はいろんなことに対して不安になってしまう男の子が、おじいちゃんに「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と言われて安心するお話。「だ…

3回表『机をコの字型にする理由』

机をコの字型にした。どうしてかというと、うちのクラスはサークルでの話し合いが中心だから。みんなで朝、サークルになって話したいことを話す。サークルでの話し合いでは、新しい提案もあればチャレンジや相談もある。サークルでの話し合いは自分が毎年必…

2回表『読み聞かせ1発目』

新年度1発目の読み聞かせは、ピーターレイノルズさんの「てん」。どうしてこの本を1発目にしたかというと、みんなが創り出した作品は、どんな作品でも大事にしたいことを伝えたかったから。そして、そんな先生でありたいという思いを伝えたかったから。年度…