学びのカリキュラムのマネジメント
教科横断的に授業を設計するようになって2年近くたつ。
きっかけは『学びのカリキュラムマネジメント』の坂内智之さん・高橋尚幸さん・古田直之さんによるワークショップだった。
ある単元だけ他の教科と組み合わせるのではなく、年間を通して色々な教科と組み合わせた。
「あ、国語のこの単元って、理科のあの単元とつながるね」という、単発的なものではなく、1年間を通して、何度も何度も書く。
4月の最初に国語の書くことの指導事項を洗い出して、おしえるべき内容をはっきりさせておく。その指導事項をいろんな教科の単元とつなげて、何度もくりかえし練習していくイメージ。
国語と社会
国語と家庭科
算数と国語
算数と図工
など、いろいろな教科の関連が見えてきた。
算数の研究を国語の研究レポートと関連して書けるのは大きな発見だった。
しかし、自分がしてきたのは、ただ教科がつながっているだけ。つなげているだけ。なにか本質的なものを理解できていない気がする。
今のところ、教科における見方・考え方が十分に理解できていないということと、子どもについて理解しきれていないことかなと思うんだな。