牛タンとしみちゃんとカープと

教えることや学ぶことについての自分の考えを言葉にします

7回表『最初の1週間』

新年度が始まって1週間が終わろうとしている。今年は始業式からまるまる5日間あったので、相当に神経を使った。クラスにはどんな子がいるのか?どんな様子で1日を過ごしているのか?休み時間はどうしているのか?どんな願いを持っているのか?友達との関わり方の特徴は?などと、38人の子それぞれの様子を観察し、声をかけまくった。(多分、自分の中ではもっと質問があったと思う。)

 

最初の1週間は、子どもたちがとにかく笑って過ごせるようにしようと決めていたので、悪いことアンテナではなく、いいことアンテナを意識的に高めまくって、ステキだな〜、と思うことをたくさん言葉にして子どもたちに伝えた。「〇〇してるね。それいいな〜」「〇〇してくれるんだ。嬉しいな〜」「それ、好きだな〜」「あ〜、いいねぇ〜」という感じ。褒めることはコントロールすることだからよくないとか、誰かが言ってたけど、最初は単純にいっぱい褒めていいと思う。まあ、褒めるというか、先生が考えていることを子どもたちに伝えるという感じ。先生が何を考えていることを伝えるためにも、思っていることを素直に言葉にすることは大切なことだと思う。

 

先生ととにかく喋りたくて、ひっきりなしに喋りかけてくる子もいるし、元気いっぱいで目立つ子もいる。でも、積極的に喋りかけてはこないが、目線で「先生話しかけてくれないかな〜」と訴えてくる子もいる。目立つ子ばかりに関わるのではなく、そうしたおとなしい子や人見知りな子を今年は意識的に見ようとした。そういう子も実は結構いろんなことをしていることに気づいた一週間。

 

家についてバタンキュー。とっても疲れた〜。
でも、7年間の教員生活で、サイコーのスタートが切れたと思う。

だって、とにかく楽しいもん。