ペーパークラフトで数学
とりあえず作ってみた。
初号機。
僕の場合、まずは『やってみたい』という気持ちが勝ってしまった。「とりあえずやってみよう」「ためしに薄い紙でやってみよう」という感じでスタート。
「ほう、ここの穴はこのためにあるんだ」
「セロテープでつけるのって難しいんだな」「あ、ハサミだと難しいぞ」と、作ってみることで、機能に目が行ったり、作り方にも目がいく。そして、「次はセロテープじゃないのでやってみよう」「次はハサミだけじゃなくてカッターも必要だ」と、次の行動が浮かんでくる。
その後、疑問が出てくる。
「色画用紙でやったらどうか?」「板目表紙は?」という素材の面の疑問や「これってたくさんつなげたらどうなるんだ?」「ある概念を理解するために、このペーパークラフトは使えないか?」などの疑問が出てくる。
さらに「違う家の形を作るにはどうしたらいいか」という疑問が出てくる。初めは型紙があるのでやりやすいが、そもそも紙から家を組み立てられるのはどういうときなのか、いろいろな形を試してみて、パターンを見つけていく。一般化が始まる。(まだ1つしか作ってないので、いろいろな特殊な事例を試すのはこれからだ。)
さらに発見がある。
「これ、道をつなげるのは敷き詰めの発展になるかも」という別のものとつながっていく。今まで経験したものとつながる。
と、ペーパークラフトをしたときの頭の中を分析してみた。ペーパークラフトで数学的思考は高められるな。
教科書以外にも数学は存在している。