牛タンとしみちゃんとカープと

教えることや学ぶことについての自分の考えを言葉にします

研究

『対話型模擬授業検討会』の可能性

僕の今の最大の関心は【職場】だ。 『校内研究をよりよいものに変えるにはどうしたらいいか?』という問いが僕のなかにある。 先日の、伊那小学校の研究主任の田畑先生のお話を聞きに行ったのも、堀先生のお話を聞きに行ったのも同じ問いからスタートしてい…

箱の中の敷き詰め?箱の中のパズル?

日本テセレーション協会の荒木義明さんの紹介で、速水一樹さんというデザイナー(?)クリエイター(?)の人の作品の展示を見に行ってきた。 まったくわけわかめです。 しかし、速水さんに直接話を聞くと、いろんなことがわかってきました。 ・作品名は『bo…

レゴの数学的な可能性

放課後に教室でふとLEGOをいじる。 ジオボードで使っていた輪ゴムをかける。図1 図1 おお!なんかいい! (ジオボードとは、くいに輪ゴムをかけて形を作るものだと僕は思っています。正式には違うかもしれませんが。図2) 図2 今回ぼくがふとやってみたLEGO…

「綿棒は気持ちいいだけじゃないんです。」

この後、どうしよう?

「僕たちは作り出すことができるんだよ」

これらをかけあわせると、なにができるでしょうか。 そうです。 こんなのができちゃうんです。 敷き詰められるのは三角形とか、四角形とか、指定された図形だけじゃないんだよ。 敷き詰める形は自分で作り出すことができるんだよ。 そんなメッセージが子ども…

筑波大学附属小学校 田中博史先生の授業を参観して考えたこと

2月9日に初等教育研究会が筑波大学附属小学校で開催されていたので、参観してきた。 今回の参観の目的は『田中博史先生の子どもとの関わり方と、自分の子どもとの関わり方の比較』『田中博史先生の数学的思考の刺激の仕方』『盛山隆雄先生の総合活動における…

「これを見て、どんな問題が考えられますか?」

これを見て、どんな問題が考えられますか? ちょっと考えてみてください。 ①ひと筆でかける? ②隣同士の色が重ならないように塗り分けるには、最低で何色あればできる? ③四角形はいくつ隠れている? ④任意の点Aから点Bまで行く方法は何通りある? ⑤このマス…

【埼玉大学付属小学校】の算数の授業を見て考えたこと

「ワークショップのミニレッスンの質を上げるにはどうしたらいいか」「カンファランスで一人ひとりの子どもをどうみとるか」 その2点について考えるために、埼玉大学付属小学校の研究発表会に参加。 算数と国語をそれぞれ1時間ずつ見させてもらった。 算数の…

「この問題は、どこにつながっているのか?」

小学校3年生の算数の教科書に、三角形を敷き詰めようというページがある。 「うん。きれいだね。」「タイルみたい」で、今までの僕は終わっていただろう。 でも、今の僕は数学について探究する中で、エッシャーと出会ってしまった。エッシャーとは、だまし…

「思考のスピードのコントロール」

※写真のずんだは本文と全く関係ありません。 最近、思考について考えている。今日は『思考のスピードのコントロール』について考えていることを書こうと思う。 まず、『思考のスピードのコントロール』の前に、思考は可視化することができるということに触れ…

「カンファランスって、どうやってますか?」

今日は、横浜の冨田さんの学校でin the midlleの本の読書会(以下、ブッククラブ)。なんと翻訳者である澤田さんも参加されていた。 今日はカンファランスの記録について聞けたらいいなと思っていた。カンファランスは数学者の時間(算数ワークショップ)を…

「ワークショップと表現方法」

クリスマスにオペラシティで行われたジブリのコンサートを見てこんなことを考えた。 音楽には歌を歌うことや、楽器を演奏すること、曲を作ること、そして作詞がある。 それらは自分の思いを自由に表現できる表現方法だなと改めて思った。 授業をワークショッ…

【学芸大学付属小金井小】加固希支男先生の算数の授業を見て考えたこと

学芸大学付属小金井小で加固希支男先生の算数の研究授業に参加してきた。 算数ワークショップにおけるミニレッスンや、カンファランスにおいて、数学的な思考を高めるヒントが得られると思って参加。また、自分がしている算数の一斉指導と違うところはなんな…

「本当に評価できたのか」

昨日で2学期が終わりました。 そりゃまぁ、いろいろありましたよ。えぇ。 しかし、こんな疑問が頭から離れない。 「自分は本当に子どもたちを評価できたのか」 このタイミングだからこそ、ちゃんと評価について考え直しておきたい。 冬休みは以下の本を読み…